2021/10/21
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
「階段を上っているとギシギシ音がする」、「階段がきしんでいる気がするのだけど、どうすればよいのだろう」という方はいないでしょうか。
今回は、階段がギシギシなる理由やその対策について紹介します。
福井県にお住まいの方は、ぜひご覧ください。
□階段や床がギシギシ鳴る原因とは
床鳴りの原因は大きく3つです。
1つ目は、床材が鳴っていることです。
床に使われる木材は、うまく乾燥していないと、湿気を吸収して伸縮する可能性があります。
これにより、凹みや隙間が生じます。
それで、床鳴りが発生するのです。
2つ目は、骨組みが鳴っていることです。
床下の土台の骨組みがこすれて音が鳴ることもあります。
これも、上と同じで木材の乾燥が不十分で起こります。
ずっと音が鳴っているようでしたら、施工会社に問い合わせましょう。
3つ目は、シロアリによる被害です。
もしも、水回りの近くで床鳴りがする場合、シロアリによって構造体が食べられているかもしれません。
シロアリは湿気がある場所を好みます。
もし、床下に湿気が溜まりやすいようでしたら、注意しましょう。
シロアリを発見した場合は、早めのシロアリ駆除が必要です。
次に、階段の鳴りの原因です。
階段は、水平に設置する踏板と、縦に設置する蹴込板で形成されます。
階段の鳴りは、踏板がうまく設置されておらず、隙間ができることが原因で起こります。
もし、階段の鳴りが直らないようでしたら、隙間を埋めるために、一度リフォームする必要があるでしょう。
□階段のきしみ対策とは
では、階段の鳴りを直そうと思ったら、どのようなリフォームが行われるのでしょうか。
まずは、階段の掛け替えです。
階段の掛け替え自体は、その日のうちに行えます。
しかし、それまでの下準備等を含むと、かなりの労力です。
階段のみの掛け替えで、勾配を変えずに最低限の補修程度であれば、30〜60万円程度での工事でしょう。
しかし、周囲の補修に数日かかるので、もとの生活状況を把握しておいてもらう事も必要です。
次に、既存の階段の補修です。
これは、一般的には掛け替えよりは、安価になる場合が多いです。
リビングなどの部屋にあるものを解体する場合は、一部内装を変えなくてはいけません。
どのような工事内容になるのか分からないので、階段下が何に利用されているか、などを含め相談すべきでしょう。
□まとめ
今回は、階段がギシギシなる理由やその対策について紹介しました。
階段の鳴りや床鳴りについてご不明な点等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!