2021/12/19
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
「リフォームで火災保険を使いたいけれど、そもそも火災保険ってどんなものだっけ」
「火災保険がおりない場合、その理由とはなんだろう」
このようにお悩みの方はいませんでしょうか。
今回は、火災保険について紹介します。
□火災保険とは
火災保険は、ご存じの方も多いと思いますが、偶発的に起きた事故や災害によって住まいや家具が受けた損害を補償してくれる保険です。
火災保険は、火災と名前にありますが、補償内容によっては火災の場合だけではありません。
自然災害や水濡れ、盗難などの損害もカバーしてくれる保険です。
これについては後述します。
火災保険での、着目すべきポイントは補償対象と補償範囲です。
□火災保険が適用されない理由とは
「火災保険を使おうと思ったら、適用できなかった」というようなことが、いざというときに起きてはなりません。
ここでは、火災保険が実際に適用されなった例と理由を見ていきましょう。
まず、火災保険がおりなかった例を2つ紹介します。
1つ目は、子どもの火遊びが原因で火災が発生した場合です。
この場合、過失は子供にあります。
一般的に、被保険者は親であるため、被保険者自身の過失ではないといえます。
保険金はもらえそうですよね。
しかし、親には子どもの監督責任というものがあります。
親が子どもの監督を怠ったのでは、という考えから、保険金がおりないこともあるようです。
2つ目は、建物の老朽化による損害を被った場合です。
例えば、居住している地域が大雨に見舞われたとします。
建てられてから数十年経過したマイホームだと浸水被害も受けるでしょう。
この場合、火災保険に水災被害を補償する特約を付けていれば、保険金が全額おります。
しかし、注意したいのが、想定していた金額より少なくなることがあることです。
浸水の原因が、建物の経年劣化によるものと判断されると、一部補償となってしまうからです。
最後に、台風や竜巻などの風災でも火災保険で補償されることを述べておきます。
実は、台風や竜巻で自宅の屋根や瓦が飛ばされた場合や飛来物がぶつかってガラスが割れた場合は、火災保険の補償の対象なのです。
具体的には、「屋根が風で飛ばされ自宅に雨水が入って被害が出た」、「敷地内にある物置や自転車が暴風で壊れた」などです。
後者の場合も、家財を保証範囲にしていれば、保険金がおります。
□まとめ
今回は、火災保険がおりない場合と理由について紹介しました。
リフォームを含めた火災保険の利用に関してご不明な点等ございましたら、ぜひ当社にご相談ください。
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!