2020/06/06
家を建てるなら、できるだけ長く住みたいですよね。
しかし、「家には寿命があるから」と長く住むことを諦めていないでしょうか。
実は、リフォームを効果的に行うことで家の耐久性を上げ、長く住めるようになります。
今回は、福井周辺にお住いの方に住宅の耐久性を上げるリフォームについて解説します。
□リフォーム無しで住める期間とは
家の寿命は、木造の場合と鉄筋コンクリート造の場合で異なると言われています。
まず木造の場合、約30年と言われています。
しかしこの30年という数字は、新築の家が建ってから取り壊されるまでの期間から算出しているため、実際に住める期間はもう少し長いと言えるでしょう。
実際に、50年以上経っても十分住める家も多くあります。
鉄筋コンクリート造の場合、やはり木造よりは耐久性が高く、約40年~90年が目安とされています。
しかし、配管や家の設備の劣化は避けられませんので、修理のための大きなリフォームが必要です。
これらの箇所のリフォームを行えば、家自体には100年以上住めることもあるでしょう。
□家の耐久性を上げるリフォームとは
家の耐久性を上げるリフォームとは、どのようなものなのでしょうか。
まず挙げられるのは、外壁のリフォームです。
塗装を塗り替えることで、外壁の内部への湿気の侵入を防げます。
湿気を防ぐことで、壁や柱の劣化を防げるでしょう。
塗装によって外壁を紫外線から守り、劣化も防げます。
また、屋根のリフォームも耐久性の向上に関係しています。
外壁同様、内部の劣化を防ぐためにも屋根のメンテナンスを行いましょう。
内装のリフォームも何年かに一度必要となるでしょう。
壁のクロスは耐用年数が5、6年、床のフローリングは15年程度と言われています。
内装は、日々のメンテナンスに気を付けることによりリフォームの頻度を減らせます。
結露による湿気を減らし、床はワックスの塗布を行いましょう。
他に家の耐久性に影響してくるのは、水回りや配管を取り換える工事でしょう。
キッチンやトイレ、バスの設備は10~20年が寿命と言われます。
配管のパッキンの耐用年数は10年程度ですので、積極的に点検を行うと良いでしょう。
□まとめ
家の耐久性を上げるリフォームについて解説しました。
リフォームをしない場合、木造は約30年、鉄筋造は40~90年程度が寿命とされています。
外壁や屋根のリフォームは、工事箇所が新しくなるだけでなく、家の内部構造の寿命を高めてくれます。
また、配管などの見えない部分は、定期的に点検することをおすすめします。