家の外壁の塗装を業者に依頼した際にやるべきこととして、塗装の臭いや塗料が周辺に飛び散ることなど、ご近所の人たちに工事の前にあらかじめ挨拶しておくことが挙げられます。
その際、工事がどれくらいの期間続くのかははっきりと伝えておいた方が良いでしょう。
それだけでなく、自分としてもしばらくの間家に業者が毎日いるのですから、工事期間というのは把握しておきたいと思います。
そこで今回は、外壁塗装の工事が一般にどれくらいの期間続くのか、そしてその工程とはどのようなものなのかについて紹介したいと思います。
《2週間くらいが一般的!》
工事の施工期間としては、10日間から2週間程度が一般的です。
基本的に塗装に必要な工程を踏んでいれば、最低でも10日間は要します。
仮に、10日以内で工事が終わると言っているような業者は、塗装に必要な工程をきちんと踏んでいなかったり、雑にしていたり、省略しているといった可能性が高いので、注意が必要です。
工事施工を依頼する前に、きちんと工程スケジュールを確認しておきましょう。
《工事の主な流れ》
まず、最初に行われる工程は、足場づくりです。
壁となると、高い部分まで塗装が必要になりますので、足場をあらかじめつくっておく必要があります。この作業は基本的に1日で終わります。
次に、外壁の洗浄が行われます。汚れた状態のまま塗装を行うと下地の部分が傷んできますのでこの作業が必要になります。これも1日程度で終わります。
その後、2日程度乾燥させ、塗装しない部分に保護シートを被せるなどの、養生という作業をして、下塗りを行っていきます。これにも1〜2日程度かかります。
そして、中塗り、上塗りと、3回塗っていきます。この3回塗りが塗装では基本であり、それぞれ1日程度必要になります。
これで塗装工事自体は終わりなのですが、塗装を乾燥させ、足場を解体していく作業もありますので、10日間〜2週間という期間を要するのです。
この期間のうちに雨が降るなどで乾燥ができない、さらには作業ができないとなると、さらに長引く場合もあります。
以上の作業を整理すると、
足場づくり→洗浄→(乾燥)→養生→下塗り→(乾燥)→中塗り→(乾燥)→上塗り→(乾燥)→足場解体
といった工程になります。
こうした基本工程を知っておくと、実際に外壁塗装を依頼する際に、その業者が正しい工程で工事を行ってくれているのかが分かってきますよね。
ぜひ、正しい工程で工事を行ってくれる業者を選び、塗装を依頼してくださいね。
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