2022/04/06
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
家で突然どこからともなく「ギシギシ」と音がしてドキッとしたことはありませんか。
福井でこのような経験としたことがある方は少なくないでしょう。
家なりは家に重大な欠陥や損傷があることを知らせるサインの可能性があります。
今回は、家なりの原因と対処法について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□家なりが起きる原因について
家なりが起きる原因は、築年数が経過した家と新築とでは異なります。
ここでは4つの主な原因をそれぞれ解説していきますね。
1つ目は、気温や湿度の変化です。
木材には調湿機能が備わっており、水分を吸収したり放出したりする際に膨張・収縮します。
また、築年数が経過した家の釘やプレートなどの金属も、気温や湿度の影響で膨張・収縮してしまい、家なりの原因となります。
2つ目は、地震による傾きや揺れです。
日本では、規模の小さい地震も含めると毎年非常に多くの地震が発生しています。
地震の揺れによって建材が変形したり、住宅の構造が歪んでしまったりすると家なりが発生しやすくなります。
また、地震によって地盤が変形した場合は、柱や壁が地震後の地盤に順応するために少し動くため、その影響で家なりが起きます。
3つ目は、家具の配置による傾きや揺れです。
先ほどの地震や経年劣化などの影響によって、家の一か所に重みがかかってしまうと、その部分のみに大きな負担がかかってしまい、家なりが起きる可能性があります。
また、備え付けの家具はきしみやすい性質があります。
4つ目は、新しい建築材が馴染んでいないです。
新築やリフォームなどで使われた木材は水分を比較的多く含んでいます。
また、木材同士がなじむには6~10年かかるとも言われており、「新築では家鳴りはつきもの」と考えられています。
□家なりが起きたときはどのように対処する?
家なりが頻繁に続く場合は、下記でご紹介する3つの対処法を参考にしてみてください。
1つ目は、温度と湿度を調整することです。
部屋と外部の気温の差が大きいほど家なりは起こりやすいです。
エアコンはきかせすぎず、湿度は60パーセント前後に保つのがおすすめです。
2つ目は、耳栓をすることです。
睡眠時や仕事等で我慢できないときは耳栓が有効です。
3つ目は、専門業者に調査を依頼することです。
家なりが住宅の構造上の問題で発生している場合は早急に対処する必要があります。
倒壊の危険性もあるため、一度当社へご相談いただくことをおすすめいたします。
□まとめ
本記事では、家なりが起きる原因と対処法について解説しました。
本稿が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
福井・鯖江周辺でリフォームや増改築をお考えの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!