2021/03/25
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
福井にお住まいでリフォームご検討中の方の中には、
「部屋の数を増やしたいけどどうしたらいいのだろう」
「増築と改築の違いって?」
と、お悩みの方もおられるのではないでしょうか。
簡単に部屋数を増やす事のできる増築工事、
でもそもそも増築って何だ?と今更聞けない様な事をモヤモヤとされているかもしれません。
そこで今回は、増改築について、その違いやメリットを建築士である私、漆﨑が鯖江市にお住まいのあなた様へご説明いたします。
□増築と改築の違いをご説明!
増築と改築は似ているようで、その定義や特徴が異なります。
まず、その違いについてご説明します。
増築は、一言でいうと「床面積を増やす」行為です。
具体的には、建物を壊さずに、敷地内に建物を増やしたり、もともと平屋だったものを2階建てにしたりします。
また、増築はリフォームに分類されるため、一から建て替えるよりも時間がかからず、費用の負担も軽く済むという特徴があります。
その反面、家の状態によって修繕や補強に費用がかかることがあるため、注意しましょう。
改築は、一言でいうと「間取り変更」行為です。
住宅の基本面積は変えずに、軸組等構造材を移動・撤去したり間仕切位置変更等を行う
大規模な改修工事の事をいいます。
「改装」は響きが似ていますが、壁紙を張り替えるなどの模様替えを指すことが多いので、
しっかりと区別しましょう。
□増改築工事の種類とメリットをご紹介!
増改築には、どのような種類やメリットがあるのでしょうか。
具体例を3つご紹介します。
1つ目が、子供部屋等部屋数の増設です。
改築で一つの部屋を区切って、二つの部屋にする場合もありますが、そうすると一つ一つの部屋が狭くなってしまいますよね。
そのため、土地に余裕がある場合は、増築をおすすめします。
増築方法はいくつかあり、1階の外壁を壊して増築する方法や部屋の吹き抜けを利用して増築する方法、屋根の上に増築する方法があります。
間取りや部屋の構造に合わせて選びましょう。
2つ目が、リビングの改築です。
改築で最も多い事例です。
ダイニングやキッチンとまとめて、リビングを広く見せることで開放感のある空間をつくれます。
キッチンをシステムキッチンに変更して広くすることも、よく行われるので知っておくと良いでしょう。
3つ目が、バリアフリーへの改築です。
最近増えている改築の一つです。
高齢のご家族がいる場合、家の小さな段差で躓いてしまうこともあり、心配ですよね。
玄関などの段差がある部分にスロープを取り付けたり、廊下やお風呂に手すりをつけることで、みんなが安心して暮らせる家になります。
国から補助金が出ることも、この改築が増えている理由です。
なお、
増改築等を行う場合、気をつけて頂きたいのが確認申請です。
工事によっては役所への確認申請を提出する必要性があり、
許可を得てから施工を進めていく事となりますので通常のリフォームより
期間も費用もかかってきます。
さらに既存住居の構造計算も必要となってきますので
ご自宅が昭和56年以前の建物の場合はさらなる費用増加が考えられます。
こちらもリフォーム業者としっかりと打合せ、確認を行いながら
プランニングを進めていく様、頭に入れておいて下さい。
□まとめ
今回は、増築と改築についてそれぞれの特徴や事例、メリットをご紹介しました。
長年暮らせば、必要な設備や部屋数は変わってきますよね。
ご家族で相談して、増改築でより住みやすい家づくりを目指しましょう。
パンセでは、地元・福井で住宅のリフォームを行っています。
今お考えの方も、将来的にお考えの方も、まずはお気軽にお声がけ下さいね。
お問合せはこちらからどうぞ♪
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!