福井の皆様、こんにちは。
福井鯖江で施工実績ナンバーワンの外壁塗装屋根塗装専門店ペイントパンセの塗装職人、
小司勲です。
「外壁塗装に興味があるが知識がなくて困っている」
「おすすめの塗装選びのコツが知りたい」
このような悩みを持たれている方は多いのではないでしょうか。
そんな皆様の悩み解決に向けて、外壁塗装を選ぶ際に気を付けるポイントを、耐用年数・断熱効果・価格の3点からご紹介します。
お客様の塗装選びに役立ててください。
□外壁塗装の塗料を選ぶために必要な知識をご紹介します!
大きく2つの知識が必要です。
1つ目はお客様のご自宅について、2つ目は外壁塗装の塗料についての知識です。
選んだ塗料がご自宅に適さない場合があります。
その状況を防ぐためにも、第一に自宅環境を把握することが大切になります。
自宅状況について把握すべき点を3点ご紹介します。
1点目は外壁の種類です。
外壁の種類によって、選べる外壁塗料が大きく変わります。
外壁に合わない塗料を使用した場合、いくら塗料の質が良くても短期間で劣化する場合があることにご注意ください。
2つ目は家の環境です。
今日中地域の環境気候によって、適した塗料を選ぶ必要があります。
3つ目は予算です。
塗料にはそれぞれランクがあります。
ランクが高ければ高くなるほど、塗料の機能に合わせて費用も高くなります。
塗料選びの際は予め予算を決めることをおすすめします。
続いて外壁塗装の塗料について把握すべき点をご紹介します。
主に5種類の塗料が使われています。
ランクの低いものから順に、アクリル系塗料・ウレタン系塗料・シリコン系塗料・フッ素系塗料・特殊塗料です。
それぞれの特徴をご紹介します。
アクリル系塗料は単価が1000円前後で、耐用年数が4年から7年です。
最も価格が低いので、何度も塗り替えたいという方におすすめです。
ウレタン系塗料は単価が2000円前後で、耐用年数が6年から10年です。
シリコン系塗料は単価が3000円前後で、耐用年数が8年から15年です。
費用対効果に優れているため、現在主流の塗料として人気を博しています。
フッ素系塗料は単価が4000円前後で、耐用年数が15年から20年です。
汚れや紫外線に強い塗料です。
特殊塗料は単価が5000円前後で、耐用年数が15年から20年です。
気温や直射日光による熱を防げる断熱塗料や、燃えにくく長期間光沢を保てる無機塗料、外壁にデザイン性を持たせることができるセラミック塗装などがあります。
□耐用年数の観点での塗料の選び方をご紹介します!
耐用年数を重視するならば、無機塗料やフッ素塗料をおすすめします。
ここでは双方の製品例とメリット・デメリットをご紹介します。
まずは製品例に関して、無機塗料の中では「スーパームキコート」という製品が人気です。
塗り替える際のコストパフォーマンスの高さが理由の一つとしてあります。
フッ素塗料の中では「ファイン4Fセラミック」という製品が人気です。
無機系塗料に人気が傾く現在でも一定の人気を保ち続ける製品です。
続いてメリット・デメリットをご紹介します。
双方とも耐久性が高いので、外壁塗装が長持ちします。
頻繁に塗装工事をしなくてよい点が大きなメリットです。
対して、一回にかかる工事費用が高く付くことがデメリットになります。
ご家庭の状況に合わせてお選びください。
□断熱・遮熱効果の観点での塗料の選び方をご紹介します!
断熱・社熱効果を重視するならば、断熱塗料ガイナをおすすめします。
この塗料には大きく四つの特徴があります。
一つ目は15年から20年程度の耐用年数があり、耐久性に加えて付加性能の大きな塗料であることです。
二つ目は断熱・遮熱性能に優れていることです。
三つ目は結露を防ぐ防露効果を持っていることです。
四つ目は防臭性と防音性を兼ね備えていることです。
直射日光のせいで高温になりやすい屋根を保護したい方におすすめの塗料です。
断熱塗料ガイナのメリット・デメリットをご紹介します。
メリットは大きく二つあります。
一つ目は頻繁に工事を行う必要が無くなることです。
耐久性が高いため、外壁塗装が長持ちします。
二つ目は、上手くいけば光熱費を削減できることです。
こちらは家庭環境にもよりますが、冷暖房の使用を控えることで上手く費用を抑えることに成功した事例もあります。
□工事費用の安さの観点での塗料の選び方をご紹介します!
塗装工事費用の安さを重視するならばウレタン系塗料がおすすめです。
ウレタン系塗料の中では「コンポウレタン」という製品が人気です。
SK化研製の製品で、性能と価格のバランスの良さが人気の理由です。
続いてウレタン系塗料のメリットとデメリットをご紹介します。
最大のメリットとしては一回当たりの工事費用を安く抑えられることです。
対してデメリットとしては、長期的に見ると頻繁な塗装工事が必要となるため、費用・手間共に大きな負担が出ることが挙げられます。
ここまで様々な観点から塗装選びのポイントをご紹介してきましたが、お客様にとって重要視するポイントは何かをよく考えた上で、塗装選びを行うようにしてください。
□自宅に合った塗料選びのポイントをご紹介します!
家や外壁の状況や材質が多岐に渡ることから、一概におすすめの塗料を提示することはできませんが、ご自宅の状況を踏まえた上で、専門家に適した塗料を見つけてもらうことは可能です。
今回は自宅に合う塗料選びのポイントを2点ご紹介します。
一つ目は、長期目線でのコストパフォーマンスを重要視することです。
先程ご紹介した塗料の年間費用を、耐久年数や塗装工事費用を含めた価格で概算すると次の様になりました。
・アクリル系塗料は7.5万から12万円
・ウレタン系塗料は7万から10万円
・シリコン系塗料は5.8万から8.7万円
・フッ素系塗料は5.6万から7.4万円
・光触媒塗料(無機塗料)は6.5万から8.6万円
この結果を踏まえると、アクリル系塗料やウレタン系塗料は、値段は安いですが複数回塗り替えが必要になるため、コストパフォーマンスが低いことが分かります。
一方で、シリコン系塗装は値段も耐久性も優れているため高いコストパフォーマンスを発揮することが分かります。
短期的な価格に惑わされない様に、トータルで見た時のメリットを考えて塗装選びを行うようにしましょう。
二つ目は、最初にシリコン系塗料で見積もりを作ってもらうことです。
塗装選びに悩んだ際は、最もコストパフォーマンスに優れたシリコン系の塗料から順番に外壁塗装の予算立てを行うことをおすすめします。
シリコン系塗装は多数のメーカーから製造されているため、様々なタイプがあります。
品質に甲乙を付ける業者の方もいるかと思いますが、基本的に大手メーカーが販売している塗料であれば品質に問題はありません。
最後に、適切な塗料はお客様が住む地域の気候や立地、予算によって大きく変わるので、自宅に合う最適な塗料を見つけたい時は、業者に依頼して見積もりを出して下さい。
併せて、塗料を選んだ理由を塗装業者に尋ねるのが効果的です。
きちんと理由を教えてもらえるようであれば、信頼できる業者といえるでしょう。
当社は、営業会社と職人会社の中間にポジショニングしており、塗料の相談時にも職人の専門的知識を用いてご提案させていただきます。
□まとめ
ここまで、福井県で外壁塗装をお考えの方に向けて、塗装を選ぶ際に気を付けるポイントをご紹介してきました。
お客様のご理解は深まったでしょうか。
予算や重要視するポイントを予め定めた上で、長期的な目線から塗装選びを行うようにしてください。
この記事は塗装職人の私、小司勲が責任をもって書かせて頂きました。
工事は信頼と実績、そして建築士と建築施工管理技士、塗装技能士が在籍している地元のお店、
ペイントパンセへご依頼くださいね♡