・福井の皆様、こんにちは。
地元福井で実績ナンバーワンの外壁塗装専門店、ペイントパンセ常務の大久保光沙久です。
この記事は、建築施工管理技士でもある現役職人常務・大久保光沙久が責任を持って書きました。
(私が厳しく指導した自社育成職人達があなた様のお宅を美しく塗り替えいたしますよ♪)
「外壁塗装の種類について知りたい」「外壁塗装に使用する塗料はそれぞれ何が違うのか」
このような考えをお持ちの方はいらっしゃるでしょう。
外壁塗装の種類や外壁塗装の塗料について、不安や疑問は多いですよね。
そこで今回は外壁塗装の塗料の種類について詳しく解説します。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひお役立てください。
□塗料に含まれるものとは?塗料について解説!
外壁塗装をお考えの方で、塗料について知らない方は多いでしょう。
そこで塗料について解説します。
塗料にはさまざまな成分が含まれています。
それは、顔料、樹脂、硬化剤樹、添加物、溶剤などです。
また、塗料には油性と水性がありますが、どちらも含まれる成分は変わりません。
油性と水性の違いは液剤の種類によって分かります。
油性塗料の溶剤は、有機溶剤と呼ばれるものです。
これに対し、水性塗料の溶剤は水です。
この溶剤が油性と水性で大きく異なる部分です。
塗料が乾燥すると、溶剤が蒸発します。
その際に水性塗料の場合は無臭ですが、油性塗料の場合は油性の臭いがします。
□外壁に使用する塗料の種類について解説!
外壁に使用する塗料の種類を5つ紹介します。
1つ目は、ウレタンです。
ウレタンは一般的に使用されている塗料です。
価格と機能のバランスが良いことが特徴です。
ただ耐久性が劣っているため、長期的な外観維持には不向きです。
耐久年数の目安は約5年から7年です。
2つ目は、シリコンです。
シリコンは、カラーバリエーションを楽しみたい方に最適な塗料です。
ただ、耐久性が劣っているため、建物を守り続けるには不十分な場合があります。
耐久年数の目安は、約7年から10年です。
3つ目は、ピュアアクリルです。
ピュアアクリルは、優れた耐久性があり、防水に必要な高弾性も有しています。
ただ、コストは高い傾向があります。
ピュアアクリルは純度の高い樹脂を使用した水性塗料のため、冬場の施工には工期がかかります。
耐久年数の目安は、約15年です。
4つ目は、フッ素です。
フッ素は、変退色や艶引けを長期間起こすことなく、耐久性が高いです。
そのため、耐久性を優先する方におすすめです。
ただ、コストが高い傾向がありますし、塗膜が硬いためにひび割れしやすいです。
耐久年数の目安は約15年です。
5つ目は、無機です。
無機とは、自然界の鉱物物質です。
そのため、強い結合エネルギーを持っており、長期に渡って綺麗な状態を維持します。
ただ、無機もフッ素と同様にひび割れしやすいため、モルタル壁には不向きです。
耐久年数の目安は約15年です。
*特殊塗料とは何?
特殊塗料とは、近年開発された高耐久、高機能、高価格帯の塗料のことです。
無機物を含ませた塗料で、樹脂の形状が複雑です。
例えば、防水塗料、フッ素塗料、無機塗料などがあります。
□1液型塗料と2液型塗料について解説!
1液型塗料と2液型塗料について聞いたことはあるが、詳しく知らない方は多いでしょう。
そこで1液型塗料と2液型塗料について解説します。
*1液型塗料とは?
1液型塗料とは、硬化剤が最初から主材に混ぜられているものです。
硬化剤を使用する度に混ぜる必要がないため、手間がかかりません。
さらに、塗料を使い切る必要がないため、余った塗料を別日に使用できます。
*2液型塗料とは?
2液型塗料とは、塗料と硬化剤が別々になっており、使用する際に主材と硬化剤を混ぜる必要があるものです。
使用する分に応じて硬化剤を混ぜるため、混ぜる手間や硬化剤を混ぜた分を使い切る必要があります。
ただ、塗装直前に硬化反応を引き起こすため、より強固な塗膜ができます。
*もともと2液型塗料しか存在しなかった?
昔は2液型塗料しか存在していませんでした。
しかし、硬化剤を混ぜる手間や効率を改善させるために1液型塗料が開発されました。
2液型塗料の場合は、硬化剤を混ぜる際に配分を間違えると塗料本来の性能を発揮できない可能性があります。
しかし、1液型塗料の場合は硬化剤を自分で混ぜる必要がないため、施工品質を一定以上に保てます。
□外壁塗装の塗料の選び方について解説!
外壁塗装に使用する塗料の選び方について、3つのポイントに分けて解説します。
1つ目は、耐用年数です。
塗料を選ぶ際に確認すべきポイントは、塗料の耐久年数です。
耐久年数が長い塗料を使用することで、外壁塗装の回数が減ります。
そのため、トータルのメンテナンスコストを抑えられます。
ただ、耐久年数が長い塗料はコストがかかります。
手元のお金に余裕のある方は、耐久年数が長い塗料を選ぶことがおすすめです。
耐久年数の長さについては、15年以上をおすすめします。
2つ目は、価格です。
耐久年数を確認する際に同時に確認していただきたいのが、塗料の価格です。
同じ外壁塗装の塗料であったとしても、塗料の質によって価格は大きく異なります。
例えば、最も高価な無機塗料と最も安価なアクリル塗料では、1平方メートルあたり約4000円価格が異なります。
この価格差を30坪の戸建てで考えると、約45万円の差額です。
そのため、ご自身の予算を確認しながら塗料の価格を決めることがおすすめです。
3つ目は、機能性です。
外壁塗装の塗料の中には、断熱塗料、光触媒塗料、遮熱塗料、ナノテク塗料、ラジカル制御型塗料など、機能を持っている塗料があります。
このような機能性に優れた塗料を使用することで、外壁の汚れやすさや夏の暑さ、冬の寒さなどの問題を改善できます。
□外壁塗装はどのように塗る?外壁塗装の塗り方について解説します!
外壁塗装の塗り方について知りたい方は多いでしょう。
そこで外壁塗装の塗り方を3つ解説します。
1つ目は、ローラーです。
外壁塗装をする際に最も多い手法がローラーで塗装することです。
ローラーで塗装することで、作業性が高くなります。
そのため、広範囲の塗装をするときに向いています。
ただ、細かい部分が塗りにくいです。
しかし、塗料を無駄にせず塗装できる手法です。
2つ目は、スプレー塗装です。
スプレー塗装は、塗料を霧状に噴射する機械を使用して塗装面に吹き付ける塗り方です。
広範囲の塗装時間を短縮することやスプレー塗装特有の模様をつけられるメリットがあります。
ただ、塗料を無駄にしてしまうことや飛び散りが多いこと、機械の騒音が大きいなどの問題が生じます。
そのため、外壁塗装ではあまりスプレー塗装は行われません。
3つ目は、刷毛塗りです。
刷毛塗りの塗装は技術力を要します。
そのため、塗装経験が少ない場合は施工不良が起こりやすいです。
また、広範囲の塗装には向いていないため、細かい部分を塗るときや塗り残しを補修するときに、刷毛塗りで塗装することが多いです。
当社では、確かな調査診断と塗料選定や施工技術で長持ちする外壁を提供しております。
また、長持ちに加えてデザイン性に優れた塗装工事を行っております。
外壁塗装について相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。
□まとめ
今回は外壁塗装の塗料の種類について詳しく解説しましたが、外壁塗装の塗料の種類について理解していただけましたか。
外壁に使用する塗料は主に5種類あ李、それぞれ特徴や耐久年数が異なるため、希望条件に合う塗料を選ぶことをおすすめします。
外壁塗装をお考えの方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、当社では充実したアフターサービス制度を適用した外壁塗装を行っております。
福井県で外壁塗装をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。