外壁塗装の人気色や色選びの注意点


外壁塗装は、住宅の耐久性を保つために定期的に行う必要があります。

しかし、耐久性がメインだからといって、外壁の色選びをおろそかにしてはいけません。
外壁の色は住宅全体のイメージを大きく左右する役割があります。
内装とは違い、住宅の外観に関わるものであるため、慎重に選びたいですよね。

また、塗装は耐久性を保つために、何回も塗布しなければいけません。
そのため、その色が気に入らなかったとしても異なる色を選ぶことは難しいです。
そこで今回は、外壁塗装の人気色やおすすめの色の組み合わせ、色選びで注意するべき点などについてご紹介します。

外壁塗装の人気色4選

1つ目の人気色は、ベージュです。
ベージュはホワイトのような完全な白色ではなく、クリーム色をイメージすると良いでしょう。
外壁塗装にベージュ系の色を施している住宅は非常に多いです。
人気の理由は、安心できる色でありながらも簡素であり、周りとの調和がとれるからです。

真っ白な外壁の場合は、汚れや雨のあとが目立ってしまうデメリットがありますが、ベージュは汚れがあまり目立たないのも人気の理由です。
外壁塗装は約10年間その塗装色のままであるため、シンプルで周りとの調和も図れるベージュをおすすめします。

2つ目の人気色は、オレンジです。
オレンジは暖色系の色のため、明るく暖かい印象を与えます。
オレンジといっても、外壁塗装のオレンジははっきりとした色ではなく、薄い色のオレンジが使用されることが多いです。
その理由は、はっきりとしたオレンジでは周りと比較すると目立ってしまい、調和できないからです。

3つ目の人気色は、ブラウンです。
ブラウンは、暗めで落ち着いた印象を演出できます。
さらに、高級感のある仕上がりになります。

ブラウンといっても、色合いが豊富なため、完成時の色をイメージするのは難しい場合があります。
そのため、まずは外壁塗装会社と色の打ち合わせをしましょう。

4つ目の人気色は、ブルーです。
寒色系の色であるブルーは、クールでさわやかな印象を与えます。
思いのほか目立ちすぎないため、少し個性を出したい方におすすめの色と言えるでしょう。

しかし、ブルーで塗装する際に気を付けたいのは、色の組み合わせです。
ブルーを塗装色に選ぶ場合、1色のままではなく何色か組み合わせて塗装します。
その点で、ブルー系と合わせられる色が限られるため、塗装色を選ぶ際は気をつけましょう。

なお、これらの色は人気色といっても、製品やメーカーによって色合いが多少異なります。

おすすめの色の組み合わせをご紹介

外壁塗装で2種類の色を使う場合は、主に6:4または7:3の割合にすることが多いです。
相性の良い組み合わせとしては、白とブラウン、ベージュとグレー、黒と白があります。

しかし、外壁に耐久性や防汚性といった効果を期待する場合は、選ぶべき色も異なってきます。

汚れが目立たない外壁塗装を求める場合は、グレーがおすすめです。
グレーは外壁の汚れの色に最も近く、汚れが付いたとしても至近距離でないと見えにくいからです。
そのため、外壁塗装の汚れを目立たなくするグレーを組み合わせてみましょう。

耐久性を求める場合は、白色または白色に近い色がおすすめです。
白色は熱を跳ね返す効果があるため、太陽光を浴びても外壁が劣化しにくいです。
ブルーやブラウンといった色付きの外壁でも、白っぽい色に近ければ近いほど耐久性は高くなります。

色が長持ちすることを求める場合は、ブルーがおすすめです。
赤や紫系の色は紫外線を吸収しやすいですが、ブルー系の色は紫外線を吸収しにくく、色落ちしづらい傾向があります。
色落ちを防ぎたい方は、ブルーを色の組み合わせに選ぶと良いでしょう。

外壁塗装の色の効果や流行色をご紹介

最近の外壁の色の流行は昔からあまり変わっておらず、前述した人気色が長年使われています。
塗料にはツヤがあるものも選べますが、最近の住宅では使われていません。
また、明るさがあまり強調されない白色は使いやすく、リフォームでよく使われています。
ブルー系は濃い青色ではなく、白色と青色が混ざった色だと屋根の色と相まってクールな印象を与えるため人気です。

しかし、グレーとブルーといった組み合わせは、あまり使われていません。

色選びで失敗する4つの原因

色選びで失敗する原因は、主に5つあります。

1つ目は、イメージしていた色と違うことです。
外壁塗装しても「仕上がりが希望していた色と違った」といったトラブルが起こることがあります。
これは、色の見本と実際の色の見え方が違うことで起こってしまいます。

色は、ツヤの有無やその色が占める面積によって見え方が変わってきます。
そのため、色の見本は小さい見本で確認しないようにしましょう。

2つ目は、悪目立ちする色であることです。
目立つ色を選んだ場合、自分の住宅が周囲と比較して悪目立ちしてしまうかもしれません。
近所から「町の雰囲気を壊している」と苦情がくる可能性もあります。

3つ目は、汚れが目立ってしまう色であることです。
同じくらいの汚れでも、外壁の色によって汚れの見え方が変わってきます。
塗った当初は綺麗でも、時間と共に汚れてきてしまうため、汚れが目立ちにくいグレーを外壁塗装の色に考慮してみても良いでしょう。

4つ目は、色あせしやすい色であることです。
外壁塗装の色には、紫外線の影響によって色あせしやすい色があります。
中でも暖色系の色は色あせしやすい傾向があるため、色あせを気にされる方は寒色系の色を選びましょう。

5つ目は、玄関ドアや窓、屋根の色と合わないことです。
住宅の外観は、外壁塗装だけで決まるものではありません。
外壁が自分の理想の色でも、住宅のパーツの色が浮いて見えると、外観全体の印象として違和感があるかもしれません。

色選びで注意するべき2つのポイント

色選びで注意するべき点は、主に2点あります。

1つ目は、色を選ぶ際の見本は大きいものを使うことです。
前述したように、見本の色と実際の色の見え方には違いがあります。
小さな見本ではその差が大きく、イメージしていた色と違って後悔してしまうかもしれません。

このようなトラブルを避けるために、外壁塗装会社にA4サイズの見本を準備してもらい、それが本当に自分にとっての理想の色なのかをじっくりと検討しましょう。
また、色の見た目は太陽光と蛍光灯では大きく変わってくるため、屋内で確認しないようにしましょう。

2つ目は、カラーシミュレーションです。
カラーシミュレーションとは、インターネット上で自分の住宅に好きな色を塗れる便利なソフトです。
様々なパターンを比較できる便利なものですが、印刷する紙やモニターによって見え方が異なるため、カラーシミュレーションだけで判断するのは良くありません。

こちらも何度も外壁塗装会社と打ち合わせをして決めましょう。

まとめ

今回は、外壁塗装の人気色やおすすめの色の組み合わせ、色選びで注意するべき点などをご紹介しました。
外壁塗装は1回その色に決めたら10年間変更できません。
外壁の色によって住宅が与えるイメージが異なってくるため、自分の理想の住宅に合った色を慎重に選びましょう。
大切なお家を長く・綺麗に保つために、塗り替えリフォームをご検討の場合は、
信頼のおける専門家に一度ご相談下さい。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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