福井で増改築する際のポイントや注意点を詳しく解説!

2020/11/02

福井で増改築をお考えの方必見です。
長年同じ住宅に住んでいると、家庭環境の変化など様々な要因で増改築したくなりますよね。
今回は福井で増改築する際のポイントと、様々な注意点をご紹介します。

□増改築とは

増改築の言葉は聞いたことがあるが、具体的な意味を知らない方がいるかもしれません。
増改築は増築と改築の両方を意味しています。
増築とは、既存の住宅の敷地内に新たな建物をつくり、床面積を増やすことです。
建て替えるよりも、費用が抑えられることや、工期が短いことが特徴です。
改築とは、住宅の構造部分を変更する工事で床面積に変化はありません。
改築は、既存の家の一部または全てを一旦壊して、新しいものにするため模様替えを表す改装とは異なる概念です。

*チェックポイント

ここでは増改築を行う際に、気をつけるべきチェックポイントをご紹介します。
まず、床面積が10平方メートル以上増える増改築を行う際は、建築確認申請書を提出する必要があります。
これは検討している増改築が、法律や条例に則っているかを確認するためです。
マンションの増改築の場合は、管理組合の承認が必要な場合もあるでしょう。
工事が始まる前に、確認や承認を得る必要があるため、工事の計画がある程度決まった時点で、取りかかりましょう。
また、耐震性の確認も必要です。
古い住宅の場合、現在の耐震基準を満たしていないことがあります。
増改築部分は、新たに工事する部分なので、耐震基準を満たしている必要はありませんが、住宅全体としてバランスの取れた、耐震性に優れた住宅であるべきでしょう。

□増改築の注意点とは

増築は建築基準法で増やせる範囲が決まっているので、その範囲内で増築する必要があります。
増築では床面積が増えるので、敷地面積に対する建築床面積を表す建ぺい率に、特に注意が必要です。
建ぺい率以外にも容積率や高さの規定に関しては、市区町村のホームページに詳細が載っているので工事前に確認しましょう。
また、住宅ローン返済中の住宅を増改築する際には、金融機関に申請が必要な場合があります。
工事の規模や種類によっては、一部繰り上げ返済などを求められる可能性があるので、金融機関に詳細を確認するのが良いでしょう。

□まとめ

今回は増改築のポイントと注意点をご紹介しました。
土地をそのままに、暮らしやすくする増改築ですが、申請や耐震性などの注意点が存在します。
規定を守りながら、増改築を行いましょう。

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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