2022/03/25
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
「火災保険について知識を深めたい」
「火災保険を利用するときの注意点が知りたい」
福井・鯖江周辺でこのようにお考えの方は多いでしょう。
今回は、火災保険の利用方法と注意点をご紹介します。
福井で火災保険による補償をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□火災保険の利用方法をご紹介!
まずはじめに、契約を結んでいる保険会社もしくは保険代理店に問い合わせをします。
台風や突風、雪等でどのような被害にあったのか伝えましょう。
連絡の際に、保険会社の方に保険申請の方法や必要書類について詳細を伺うと良いでしょう。
保険金請求のための必要書類は、契約先の保険会社によって異なるためご注意くださいね。
ご加入されている保険会社のホームページには、被害を受けた際の受付電話番号や、ネットからの事故受付について記載がされている場合が多いです。
予めサイトを確認したり、番号を控えたりしておくと良いでしょう。
次に、リフォーム会社に書類の作成を依頼します。
代表的な書類を下記に挙げます。
・保険金請求書
・罹災証明書
・被害部分を撮影した写真
・修理見積書
・建物登記謄本
被害部分を撮影した写真と修理見積書は、リフォーム会社に書類の作成を依頼しましょう。
多くの場合、作成した書類や現地での調査をもとに審査が行われます。
最後に、保険金額が確定し入金されます。
審査が通ると保険金額が定められ入金されます。
被害の度合いによっては緊急性を伴うケースもあるため、審査の通過が確認できたら入金を待つよりも工事を優先することをおすすめします。
□火災保険を利用するときの注意点をご紹介!
注意点は3つあります。
1つ目は、リフォームの工事費用が免責金額を下回っていないか確認することです。
免責金額とは、発生した災害に対し、被保険者が自己負担する金額のことを指します。
災害で破損した箇所の補修費用が免責金額より低い場合、火災保険の保険金が支払われないため気をつけてください。
2つ目は、災害が原因で補修が必要であることです。
普通の風や雨が原因で被害を受けていても保険は下りません。
たとえば、風で屋根の瓦が剥がれて割れてしまった場合、吹いていた風がただの風か強風かで保険が適用できるかどうかが変わります。
3つ目は、被害発生から3年以内に申請することです。
この申請期限は『保険法』第95条によって定められています。
3年以内の場合でも審査はできますが、被害発生から時間が経つほど被害状況を調べにくくなるため、保険金が適用されない可能性が高くなります。
したがって、可能な限り迅速に申請することをおすすめします。
□まとめ
本記事では、火災保険の利用方法と注意点をご紹介しました。
本稿が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
福井・鯖江周辺でリフォームや増改築をお考えの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!