ご自宅の外壁をどんな色にすればいいのかお悩みではないですか?
外壁の劣化や、色への不満から塗装の塗り替えを検討している方には、どんな色の塗料を選ぶかというのが関心事の一つでしょう。
外壁塗装は費用が高額なため、何度も塗り替えるわけにはいかないのでなかなか決められないこともありますよね。
そこで、外壁塗装の色選びのときに見るべき3つのポイントをご紹介します。
これを読んで、色選びに失敗しないようにしましょう。
ポイント1:色は面積によって見え方が違う。
「色の面積効果」という現象をご存知ですか?
これは、同じ色でも面積によって人への見え方が変化する現象です。
具体的には、明るい色は面積が大きいほど明るく、暗い色は面積が大きいほど暗く見えます。
また、有彩色(白・黒・グレー以外の色)は、面積が大きくなるほど鮮やかさが落ちて見えます。
塗装店で見られる色見本は実際の外壁と比べるとかなり面積が小さいため、一層面積効果による見え方の差が激しくなるのです。
面積効果が原因のトラブルを避けるため、例えば、色見本の明るい色を選んだ場合、実際に塗ってもらう色はワンランク明度を落とした色を選んでください。
ポイント2:外壁に塗るには向かない色がある。
外壁塗装に使う色として、白・黒・原色は一般的に不向きだといわれることがあります。
なぜなら、これらの色は美しい外壁を低コストで維持するのが難しいからです。
白や黒は人気の色ではありますが、汚れやくすみが目立ちやすいため、10年程度の周期でしか塗り替えない外壁には不向きでしょう。
原色も同様に、色のくすみが目立ちやすいので高頻度で塗り替えられない外壁に向きません。
もちろん、短期間で塗り替えを繰り返せば美しい状態を保てますが、その分費用が掛かります。
ポイント3:近隣の住宅と調和しているか
ご自宅の外壁はご自身のものです。
とはいえ、好みによってどんな色にでもしていいわけではありません。
周りの雰囲気に著しく反する色を選ぶと、近隣住民とのトラブルになりかねません。
実際、楳図かずおさんの家が、周囲の景観を損ねるという理由で訴訟沙汰になったのを記憶されている方もいらっしゃるでしょう。
楳図さんは極端な例かもしれませんが、誰しも景観への配慮が必要です。 自治体によっては、伝統的な街並みを有するところでは特に、条例で景観に関する規制を設けている場合があります。
そのため、一度住まいのある自治体の制度をチェックしてください。
色選びに失敗すると、簡単には取り返しがつきません。
ご紹介しました色選びのポイントを押さえて、満足のいく外壁塗装をしてください。
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