2023/01/06
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
「一戸建て住宅の火災保険ではどんな補償が受けられるのかな」
「保険料の相場はどのくらいなのだろう」
このようにお考えの方も多いと思います。
今回は、一戸建て住宅をお持ちの方へ、火災保険の補償内容と保険料を安く抑えるコツを解説します。
□一戸建て住宅の火災保険で補償できること
*火災以外も補償対象
「火災保険」というワードを聞くと、火災の被害に遭ったときに補償してもらえる、というイメージが強い方が多いでしょう。
しかし、火災保険の補償内容は火災だけではないのです。
具体的には、以下のようなものも補償対象になっています。
・火災、落雷、破裂、爆発
・風災、雹災、雪災
・台風や暴風雨などの水災
・損傷、汚損
・外部からの衝突、落下
*地震は対象外
先述の通り、さまざまな損害に対して補償してくれる火災保険ですが、地震が対象外な点には注意が必要です。
そのため、地震が原因で起こる火災は、火災保険の補償対象にはなりません。
・地震による火災
・火山噴火による火災
・津波による住居の損壊
上記のようなケースでは、火災保険の対象外となりますので気をつけましょう。
これらのケースに対しては、「地震保険」に入ることで補償してもらえます。
*建物以外も補償対象
火災保険の対象となるのは、建物だけではありません。
「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」という3つのパターンの補償内容があります。
補償の範囲が広くなるほど、保険料は高くなります。
□火災保険料を抑えるコツ
1つ目は、保険期間を長期間に設定することです。
契約する保険期間が長くなるほど、保険料は安く抑えられます。
2つ目は、保険料の支払い回数を少なくすることです。
支払い回数が少なくなることで取引回数が減るので、取引時にかかる手数料を削減できます。
保険料をなるべく抑えるためには、全額をすべて支払う「一括払い」や、年毎に支払う「年払い」にすると良いでしょう。
まとまった資金が必要になるので、生活を圧迫してしまわないように気をつけましょう。
3つ目は、ネット保険を活用することです。
ネットの火災保険を活用することで、保険料を安く抑えられる可能性があります。
ネット保険は、人件費や土地代などの費用を抑えられるので、安い傾向があります。
□まとめ
今回は、一戸建て住宅をお持ちの方へ、火災保険の補償内容と保険料を安く抑えるコツを解説しました。
火災保険は火災だけでなく、風災や水災も補償内容となることを理解していただけましたか。
また、保険料を抑えるためには、保険期間を長くしたり、支払回数を少なくしたり、ネット保険を活用したりすると良いでしょう。
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!