2019/04/21
リフォームには多くのお金が必要になります。
そこで、ローンを組むことによって、費用を調達しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
ローンを組む際には知っておくべき知識がいくつかあります。
そこで、今回の記事ではリフォームローンの基礎知識についてご紹介します。
□担保型、無担保型とは
リフォームローンは、「担保型」、「無担保型」の2つから選べます。
担保型とは、自宅などを担保にするリフォームローンです。
低金利で借入額が多く、返済期間が長いことが特徴のローンです。
それに対して、無担保型は、担保を用意する必要がないが、金利が高めで借入額が少ないローンのことです。
借入額の限度は、担保型であれば、契約者の年齢や収入にもよりますが、500~5000万円程度です。
しかし、無担保型の場合、50~500万円程度であり、担保型の約10分の1の金額です。
担保を用意するだけで借入額が多くなる担保型の方が魅力的に見えます。
しかし無担保型にもメリットがあります。
無担保型は、借入れの際に必要な書類や、手続きが簡単で、審査期間も短く通りやすいと言われています。
一般的に、担保型は、1週間ほど審査に時間を要しますが、無担保型は、申し込んだその日のうちに結果が出ることもあります。
また、諸経費が安く済むのも無担保型のメリットです。
担保を登録する手続きなどには約20万円の費用がかかります。
よって、100万円以下の、比較的安めに済むリフォームの場合、無担保型での借入れの方がお得なことがあります。
したがって、リフォーム費用がどのくらいかで、無担保型か担保型かを決めることをおすすめします。
□リフォームローンの審査基準
金融機関は、ローンを申し込んだ人の信用情報を見ます。
信用情報とは、借金があるかどうか、しっかり返済しているかどうかという情報です。
借金を多く抱えていたり、借金返済に長い遅延があったりすれば、審査に通る可能性が低くなります。
また、年収、勤務先、勤続年数、完済時の年齢もチェックされます。
つまり金融機関は、完済までにお金を返し続ける見込みがあるかということを判断しているのです。
年収に占める借入額の割合が大きい場合、審査が通らないことがあるので、注意が必要です。
□まとめ
ここでは、リフォームローンの基礎知識についてご紹介しました。
どの種類でどのくらいの金額のローンを組むのかは、状況によります。
よって、行うリフォームや自分の年収、年齢を考慮したうえでローンを組むようにしましょう。