2023/05/27
損傷してしまった部分を元通りに戻せるリフォーム。
損傷してしまった原因によっては火災保険を利用して費用の負担を軽減できることをご存じでしょうか。
今回は、家のリフォームに火災保険を適用できるケースについてご紹介します。
□家のリフォームに火災保険を適用できるのはどんな時?
家のリフォームに火災保険を適用できるのは次の4つの時です。
1:火災や自然災害によって破損したとき
台風や大雨、落雷などの自然災害によって建物の一部が破損してしまった場合は、家のリフォームに火災保険を適用できます。
また、火災の原因がたとえ過失であったとしても、重大な過失でなければ火災保険を適用できます。
2:破壊行為や盗難によって被害を受けた時
泥棒が盗難するためにドアや窓を破壊して侵入したり、周囲の暴動に巻き込まれて家のものが破壊されたりした場合、リフォームに火災保険を適用できます。
3:突発的な事故が原因で被害を受けた時
重たいものを落としてしまい床に穴が開いたりへこんでしまったりした時は、そのリフォームに火災保険を適用できる可能性があります。
4:外部から衝撃を受けて破損したとき
ボールが飛んできて窓ガラスが破損したり車にぶつけられて外壁が破損したりした場合、リフォームに火災保険を適用できます。
□火災保険を適用するメリットとデメリットをご紹介!
*メリット
1:費用の負担を軽減できる
リフォームにかかる費用は種類や規模によって大きく異なります。
預貯金があまりない場合でも、火災保険を適用すれば規模の大きなリフォームができる可能性があるのです。
2:数多くの自然災害に対応している
火災だけでなく水災や風災、雪災など数多くの自然災害に対応しているため、自然災害で家が損傷した場合は火災保険を適用できることが多いです。
*デメリット
1:適用できないケースもある
火災保険は、鑑定人による損傷個所の審査を通過しなければなりません。
自然災害によるものであっても、審査で認められなければ火災保険は適用されないのです。
2:工期が延びる
リフォームは自費で依頼すればすぐに工事に取り掛かりますが、火災保険を適用する場合はリフォームにかかる費用が確定してから手続きが必要になるため、工期が延びます。
□まとめ
今回は、家のリフォームに火災保険を適用できるケース、また火災保険を適用するメリットとデメリットについてご紹介しました。
自然災害や突発的な事故などで家が損傷してしまった場合は、リフォームする際に火災保険を申請してみましょう。
ただし、申請しても適用されない場合があったり工期が延びてしまったりする可能性がある点にはご注意ください。