2018/12/28
「今の家が古くなってきた。」
「使いにくく、修理したい部分がある。」
「家族のライフスタイルと家が合わない。」
このように、古くなった家をリフォームするか、建て替えるかでお悩みの方もいらっしゃると思います。
リフォームと建替えでは、費用に限らず様々な違いがあります。
そこで今回は、リフォームと建替えのメリットを比較してお伝えします。
□リフォーム、建替えとは
リフォームとは、古くなった家の補修や改築工事を指します。
ごく一部の補修から家まるごとの改築工事まで、規模は様々です。
それに対して建替えとは、今の家を解体して新築を建てる工事です。
ただし、建築基準法で定められた制約によって建替えできない場合もあるので注意してください。
□リフォームのメリット
*費用が比較的安い
リフォームの相場は、1000~1800万円です。
新たに土地を探す必要がなく、部分的な改修であるため、建替えと比べると割安で済みます。
しかし、耐震工事のような補強工事が増えると、費用が高額になる場合があります。
事前にしっかりと見積もりを確認しておきましょう。
*工事期間が比較的短い
全面リフォームでない場合、ほとんどのリフォームの工事期間は、3か月以内で済むと考えておきましょう。
また、住人が家にいながらリフォームを進める場合は、工事期間の長さが気にならない場合もあります。
対して、建替えは5か月~半年程度かかると考えておきましょう。
*税金
リフォームの場合は、税金の控除を受けられる場合が多いです。
ただし、建築確認申請という自治体への届け出の結果によっては税額が上がる場合もあるので、事前にきちんと確認しておきましょう。
□建替えのメリット
*プランニングの自由度が高い
建替えは、家をすべて解体して建て直します。
そのため、既存の間取りや構造に関係なく、新たに自由な間取りのプランニングができます。
以前の家の間取りに関する不満点がなくなり、満足度は高いでしょう。
*建物全体が新しくなる
リフォームとは違い、建替えは全体が新しくなります。
古い建物で劣化が進んでいる場合は、建て替えの方が手間も費用も抑えられる場合があります。
□まとめ
リフォームと建替えのメリットには、費用以外の違いもたくさんありました。
現在の家の状態や工事期間、間取りプランニングの自由度などを考慮して選択するようにしてください。
弊社は、建築・リフォームの専門家です。
リフォームや建替えに関する質問や相談がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。