リフォームと増改築の違いとは?注意すべきポイントも解説!

2023/01/27

こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。

「リフォームと増改築にはどのような違いがあるのだろう」
「増改築の際にはどのような点に注意すればよいのかな」
このようにお考えの方も多いと思います。
今回は、リフォームと増改築の違いについて、注意すべきポイントと併せて解説します。

□リフォームと増改築の違い

リフォームとは、一般的に住宅の改修全般を表す言葉です。
増改築は、リフォームの一種としてとらえられることが多いです。
そして、増改築は「増築」と「改築」を一つにした言葉です。

増築は、文字通り床面積を増やすリフォームのことを指しています。
増築の際は、自治体ごとに決められた建ぺい率の範囲で行わなければいけません。
また、10平方メートルを超える増築をするときには、確認申請の提出が義務付けられています。

一方で改築は、建築基準法によると、既存の住宅の一部または全部を解体して、床面積を変えずに作り直すことを指しています。

□増改築で注意すべきポイント

*容積率と建ぺい率

増改築の工事をする際には、物件の「容積率」と「建ぺい率」にどれだけ余裕があるか確認しておく必要があります。
これらの指標は、土地ごとに限度が決められているからです。

容積率とは、土地面積に対する延べ床面積の比率のことです。
また、建ぺい率とは、土地面積に対する建築面積のことを指します。
延べ床面積と建築面積の違いは、前者がすべての階の床面積の合計であるのに対して、後者は1階部分の面積とほぼ同義である点です。

例えば、容積率も建ぺい率も余裕がある場合は問題なく増築できますが、建ぺい率に余裕がない場合は2階より上にのみ増築ができます。
容積率に余裕がない場合は、横にも縦にも増築できない点に気をつけましょう。

*セットで工事する場所を探す

増改築工事の種類によっては、複数の工事を併せて済ませる方が良い場合があります。
例えば、水道管に鋼管が使われている場合、どこかのタイミングで樹脂管への交換工事が必要です。
キッチンや浴室、トイレなどの増改築工事をする際に併せて水道管交換工事をすることで、手間と費用が節約できます。

*増改築工事期間の暮らし方

工事期間が長くなることが予想される場合は、その期間中に仮住まいへの引っ越しが必要か検討しておきましょう。
大型の家具や家電を退避させる場合はトランクルームを借りて移動させる必要があります。
工事期間が短い場合でも、キッチンやトイレが使えない期間がある場合は、どのようにやり過ごすかを事前に考えておくと良いでしょう。

□まとめ

今回は、リフォームと増改築の違いについて、注意すべきポイントと併せて解説しました。
増改築は、リフォームの一部としてとらえられることが多いです。
増改築工事の際には、容積率や建ぺい率などの指標、セットで行う工事の有無、工事期間中の暮らし方などのポイントに注意しましょう。
鯖江周辺で住宅の増改築を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。

責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!

ABOUT US
漆﨑 隆一
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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