トイレの手洗いをリフォームしたい方！福井市のリフォーム会社が解説！

2021/04/02

こんにちは、ハイクオリティ･デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。

福井の皆様の中でも、トイレリフォーム時に手洗いで悩まれる方は少なくありません。
「トイレの手洗いをリフォームしたいけど、費用はどのくらいいかかるのだろう」
「そもそもトイレに手洗いって必要？」
「手洗いはトイレ工事と一緒にしないといけないの？」
私がお客様宅に訪問したときに、この様なお話を伺う事もあります。

そこで今回は、トイレの手洗いのリフォームについて、
その相場や必要性を建築士である私、漆﨑が福井市にお住まいのあなた様へご説明いたします。

□いくらかかるの？手洗い設置の相場をご紹介！

トイレの手洗いはリフォームする機会はあまりないので、周りに参考にできる人もなかなかいませんし、ネットで検索してもあまり多くは出てこない事例でもあります。
まずは、リフォームする際にどのくらいの費用がかかるのかご説明します。

トイレの手洗いは、そのものだけをリフォームする場合と、便器と一体型の手洗いを設置して全体をリフォームする場合で相場が異なります。

はじめに、手洗いのみをリフォームする場合です。
この場合、既にあるものを交換する場合と、一から設置する場合で費用は大きく変わってきます。

シンプルな手洗いで比較してみましょう。
もとからあるものを新しく設置する場合、費用相場は6から10万円です。
それに対して、一から設置する場合の費用相場は、12から20万円です。
少なく見積もっても6万円ほどの差があることがわかります。
しかも位置から設置する場合は特に配管等の振替で下地や内装を触る必要が出るため、
費用的には相場より増額する場合もありますし、工期も1日で終わらない事も考えられます。

次に、便器と一体になった手洗いを設置する場合です。

最近では、便器と一体となっていて、トイレと手洗いの排水が共有できる手洗いも登場しています。
このタイプにリフォームする場合、費用の相場は便器などを含み、40～50万円前後です。

ご予算とご希望の機能を照らし合わせて、十分に検討しましょう。

□トイレに手洗いは必要？手洗いのメリットをご紹介！

「そもそもトイレに手洗いは必要ないんじゃないかな。」
と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

たしかに、トイレを使用した後、近くにある洗面所や
トイレのタンク上についている蛇口で手を洗えます。
そこで、トイレに手洗いを設置する2つのメリットをご紹介します。

1つ目が、すぐに手が洗えることです。
トイレのたびに洗面所へ行くのが面倒だという方もいらっしゃいますよね。
中には、そのままの手でドアノブを触りたくない方もいるでしょう。
トイレに手洗いを設置すれば、そのような面倒や懸念をなくせます。

それと
トイレは玄関から比較的近い間取りで設計されている事が多いので
コロナ対策等で帰ってから手洗いをすぐにしたい、と言うときにトイレ手洗いが便利です。
さらに
トイレの手洗いを自動水栓にすればレバーを触らなくて済むのも感染対策となり、
洗面所を自動水栓タイプにするよりも費用的に抑える事が可能です。

2つ目が、来客のハードルが下がることです。
お客さんを洗面所に通さなくて済むため、家に招きやすくなります。
また、手洗いを工夫することで、洗面台が高くて使えないお子様も簡単に手を洗えるようになります。
この場合も自動水栓なら吐水止水も子供さんが行う必要がなくなるので、
水の出し過ぎで周囲をベタベタにしてしまう事もなく、
水の止め忘れも防止出来るので安心です。

トイレの場合は湯を必要とする方は少ないですが、
給湯配管を引くのでは無く、手洗い下に湯沸かしを取り付けする事も可能です。

あと、
トイレ清掃等で雑巾などを洗うのも手洗いがあった方が断然楽で効率も良くお勧めです。

手洗いを設置する際にライフスタイルの変化を考えることで、
長い目で見て便利に使用できる空間を目指しましょう。