2020/09/02
カウンターキッチンをご存知でしょうか。
最近増えてきているもので、壁に向かって料理するのではなくキッチンとリビング、ダイニングとの間にカウンターがあるタイプのキッチンです。
今回は福井のリフォーム業者がカウンターキッチンの種類とメリット、デメリットをご紹介します。
□カウンターキッチンの種類とは
キッチンの様子はあまり見られたくないけれど、リビングの子供の様子は見たい2つの要望を叶えるべく出てきたのがカウンターキッチンです。
展示会に行くと必ずといっても良いほどあり、人気であることが伺えますよね。
大きく2つのタイプに分けられ、全く隔てがなく机のようにキッチンがあるオープンタイプと、コンロの前の10cm程度の壁や天井からぶら下がっている棚によって、リビングとある程度区切られているセミオープンタイプがあります。
最近人気なのは、ダイニングとの間に間仕切りが全くない、フラット対面式キッチンです。
キッチンが汚く見られたくないとの要望があり、最近では収納に工夫が施されたものが多く、出しやすく片付けやすいという散らかりにくい作りになっているため、収納スペースに注目すると良いでしょう。
フラットタイプでもコンロの前には小さい仕切りがついており、火がダイニング側に行くことを防げるので安心です。
□メリットとデメリットとは
*メリット
先ほども紹介したように、カウンターキッチンは開放的で部屋が広く見えたり、家族が家事を手伝いやすかったり、おしゃれであったりします。
*デメリット
一方でデメリットもあり、匂いが部屋中に回りやすいのです。
換気扇を長時間まわしておくのがおすすめです。
対面式でない場合は、コンロが部屋の隅にあるケースが多いので、隅で換気扇をまわしておくと部屋中に匂いが充満するのを防げます。
一方で、開放的な分匂いが回りやすいのはご理解していただけるでしょう。
また、匂いと同様に音も響きやすいです。
音の問題はリフォーム前には気づきにくく、料理の音が心地良いと思う方には良いですが、静かな空間で過ごしたい方にはカウンターキッチンはおすすめできません。
さらに、コンロから飛び散る汚れがキッチンを飛び越えて、ダイニングの床を汚す可能性があります。
壁に向かっているキッチンの場合は、壁に汚れが付くだけなので、壁を布で拭けば終わりですが、壁がないとありとあらゆる所に飛び散るので、広い領域を掃除する必要があります。
□まとめ
カウンターキッチンへのキッチンリフォームは家でのコミュニケーションが増えることもあり人気です。
一方でデメリットもあるので、慎重に検討することをおすすめします。