2019/03/01
「エクステリア」という言葉をご存知でしょうか?
エクステリアとは、室内の照明や家具などの住居の内のデザインを表すインテリアとは対の言葉を指し、家屋の外まわりのフェンス、車庫、門、垣根、物置などのデザインを表します。
外側をおしゃれにすることで、住まいの雰囲気が大きく変化します。
今回は、エクステリアリフォームがどのようなものかご紹介いたします。
□エクステリアリフォームの内容
エクステリアを構成する具体的な要素には、次のようなものがあります。
*フェンス
フェンスには、生け垣やウォール、ブロック塀の3つのタイプがあり、生け垣は家の周りを植栽などで囲います。
自然な見た目できれいですが、定期的な手入れが必須になります。
ウォールは、アルミ製の壁で外部からの視線を覆うものです。
フェンスをどのようなものにするかは、防犯面に考慮し、家屋のデザインにも合わせるようにしましょう。
*車庫
デザインとともに、車の出し入れをするため、利便性に長けたものにする必要があります。
また、敷地外の道路状況など外の環境にも配慮した設計にすると良いでしょう。
*門
家に入る際に必ず目にするものであり、毎日使用するスペースになるので家の印象を左右する非常に重要な部分です。
開閉式やスライド式の種類があり、家のスペースによって工夫すると良いでしょう。
材質には、耐久性があるアルミや鉄、ステンレス製、樹脂や木製などの軽量なものまであります。
□エクステリアのデザイン
エクステリアのデザインには、基本的にはクローズデザインとオープンデザインの2種類に分かれており、両者を混合した「セミオープン、クローズデザイン」も存在します。
*クローズデザイン
クローズデザインは、外部から庭や建物への視線を外し、塀や生け垣などで敷地を囲んだデザインです。
防犯面やプライバシー面での安心感があります。
*オープンデザイン
家屋の周りを囲まず、ポストなどの必要最低限の機能をつけたデザインです。
開放感があるため、窮屈さは軽減されますが、防犯やプライバシーの確保には工夫が必要です。
□セミオープン、セミクローズデザイン
オープンデザインとクローズデザインの長所を参考にしたデザインです。
塀や垣根を低くしたり、オープンにする部分とクローズにする部分を分けてデザインすると良いでしょう。
□最後に
今回は、エクステリアリフォームについてご紹介いたしました。
エクステリアをデザインする際には、室内の見え方や防犯性とデザインのバランスを考えると良いでしょう。