そろそろ外壁塗装の色を変えたいけど、どのような色にしようか迷われる方も多いのではないでしょうか?最近は塗料の発達により、色のバリエーションも増え、その耐久年数も向上してきています。
それゆえ、なかなか外壁塗装の工事を頻繁に行う人も少ないのではないでしょうか。
とても大切な工事だけれども、中々わからない外壁塗装工事。
今回は、そうした悩みを少しでも軽減するために、外壁塗装の色の選び方についてご紹介したいと思います。
■近年人気な外壁塗装の色
最近人気な外壁塗装の色を知ることは、家の塗装を考えるうえでも一つの参考になります。特に近年、一般的な流行の外壁塗装の色は、環境に対する意識の高まりから、自然に優しくなじむような色です。
例えばクリーム色などのホワイト系の色に人気が集中しています。
その次に人気なのは薄いブラウン系、そしてそれに次いでグレー系の落ち着いた色です。屋根の色では、グレー、ブラック、深い緑色などに人気があります。
自然になじむような優しい色、もしくはシックに落ち着いた色を使う方が多いと言えるでしょう。
■単色仕上げ
色の組み合わせを考える際、基本的には単色で仕上げることが多いです。
しかし家の印象を華やかなものにし、個性を出すためにいくつかの色を使う場合もあります。基本的には単色で仕上げるのが、色の組み合わせを考える必要もなく、無難な選択ではあります。
家の外壁塗装のこだわりなどがあれば、その時に複数の色の使用を考えてみると良いでしょう。
■ツートンカラー仕上げ
ツートンカラーで仕上げるという事は、二色を選んで外壁塗装をするという事です。最近は家の個性を強調するために、ツートンカラーで仕上げる人も多くなってきました。
このツートンカラーの二色を選ぶ際には、一つポイントがあります。それは同系色の色で統一するか、彩度が同じような色で統一するという事です。
この色か彩度で同レベルのものを使うことができれば、ツートンカラーを綺麗に仕上げることができます。
■3色を使った外壁塗装の仕上げ
一般的に、外壁塗装で使われる色は3色までがいいと言われています。理由はそれ以上の色を使うと、家の色の統一感がなくなるためです。この三色を選ぶ際にも、コツがあります。
それはベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーを意識することです。ベースカラーとは、壁の70%ほどの面積を占め、鮮やかな色よりは落ち着いた色の方が向いているとされます。
アソートカラーは、壁の25%ほどを占め、ベースカラーと釣り合いのとれる同系色のものを選ぶと良いでしょう。
アクセントカラーは、壁全体の5%ほどを占め、住宅の個性を強調するためのものです。それぞれの色を意識して選ぶことによって、個性的な華やかな印象の家にすることができるでしょう。
以上に述べたように、外壁塗装の色を決める際には、流行の色を抑えておくことは一つ参考になります。また家の外壁に何色使いたいかによって、大きく印象は異なるので、それぞれに特徴とメリットをおさえて吟味することが大切です。家に帰るのが楽しみなるような外壁塗装にするために、色選びは専門業者の方と一緒に丁寧に行うことが大切です。