窓リフォーム

窓リフォームを考える9つのきっかけ

1.結露が激しいとき

1つ目は結露が激しいときです。梅雨時期や冬場に窓の結露でお悩みの方は多いようです。結露した水滴が下に落ちることで窓枠や壁、床を傷めてしまうので結露した窓をふいたり、窓下に雑巾をいつも置いていたり、ガラスにプチプチのビニールを張ったりして結露対策を行っていませんか。間取りフォームをすると窓の結露が解消されるだけでなく、無駄な手間が省け、家も傷みません。

2.明かりを取り入れたいとき

2つ目は明かりを取り入れたいときです。部屋の中が暗いけど仕方がないとあきらめていませんか。窓リフォームで窓を大きくしたり、新たに窓を取付すれば部屋が明るくなるので心も自然と明るくなりますね。

3.外の空気を取り込みたいとき

3つ目は外の空気を取り込みたいときです。窓はあるのに空気が入れ替わらない場合、窓の高さや大きさ、開け方を変えた窓リフォームを行えば入替がスムーズになります。いつでも新鮮な空気を室内に取り込んでいきませんか。

4.建て付けが悪くなったとき

4つ目は建て付けが悪いときです。窓はあるとき急に建て付けが悪くなります。本当は少しずつ悪くなっているのですが、人は閉まらなくなるまでズレてきてやっと悪いと感じるくらい窓には意識が向いていないのです。窓リフォームを行えばスムーズに鍵の開閉が出来、窓を開けたくなりますね。

5.ガラスが割れた、鍵が壊れたとき

5つ目はガラスが割れた、鍵が壊れたときです。ガラスや鍵の破損は自分で起こそうと思って起きるものではありません。急になるものですので準備のしようがないのです。そんな時だからこそ窓リフォームをして、またこれから先10年以上を安心出来る窓にしておきましょう。

6.外からの視線が気になるとき

6つ目は外からの視線が気になるときです。部屋の窓は隣宅や道路に向いているので誰からも見られていなくても意識するものです。特に夜は外からはよく見えるのに室内からは外の様子が見えにくいので不安が高まります。窓リフォームをしてガラスを見えにくいものへ交換すれば視線を気にならないのでさらに活動的になれますね。

7.部屋の中が暑いもしくは寒いとき

7つ目は部屋の中が暑いもしくは寒いときです。夏の暑さ、冬の寒さが部屋に入ってくるのは窓からが約半分ほどあるのです。窓リフォームを行えば暑さ寒さを防ぎ、家の中が快適に過ごせるようになりますよ。

8.外の音が気になるとき

8つ目は外の音が気になるときです。日中は自動車の音や工事の音、人のしゃべり声など騒音が発生しています。窓リフォームを行うと室内に入ってくる騒音が少なくなるので夜勤で昼間に就寝される方や静かに家の中で過ごされたい方も心落ち着いて過ごせます。

9.補助金を利用してリフォームしたいとき

最後は補助金を利用してリフォームしたいときです。窓の断熱リフォームはリフォーム関係補助金では一番補助額が大きいもののひとつ。窓リフォームをお得に行うなら補助金が出る時を狙って工事をお願いしましょう。

窓リフォームとは

窓リフォームとは、窓の交換・新規取付や、サッシの調整、サッシの交換など、窓まわりに関わるリフォームを指しています。具体的なリフォームには以下のリフォームがあります。

1.サッシの建て付け調整

サッシの建付け調整とは、ゆがんだサッシの建て付けを調整するリフォーム工事です。

新築時はしっかりと閉まっていた窓も年月が経つと建物の動きに合わせてゆがんできます。このゆがみに合わせて調整を行う工事が建て付け調整です。調整を行うとクレセント錠(鍵)の位置が悪くなり閉まりにくくなったり、クレセントが使いすぎによりスカスカになってしまう場合があります。クレセント錠が悪くなると防犯上もよくないので、お早目の調整をしてくださいね。

2.クレセント(鍵)交換

3.ガラス交換(ペアガラスリフォーム)

ガラス交換とは、ガラス部分だけを交換するリフォーム工事です。ガラスが割れたための交換はもちろんですが、断熱性を上げるため、単板ガラスからペアガラスへの交換も出来ます。築30年以上のお家の場合、単板ガラス窓なので、防犯上も、断熱上も、ペアガラスへの交換がおすすめす。

4.窓交換

窓交換とは、古い窓を取り外して新しい窓へ交換するリフォーム工事です。窓を交換する際に、壁も取り外したりしなければいけないケースもありますが、お客様のお家の状況に合わせて、専門家と相談しましょうね。

5.新規窓取付

新規窓取付とは、窓のない場所に、新たに窓を取付するリフォーム工事です。お部屋が暗い、風通しが悪いお部屋の場合には、新規窓取付をおすすめします。住宅の状況に応じていろいろな窓が取り付けられますので、詳しくは専門家と相談してくださいね。

6.内窓取付

内窓取付とは、今ある窓の内側に樹脂製の窓を取付するリフォーム工事です。

樹脂サッシは熱伝導率(熱の伝わり方)が低く、アルミサッシの約1000分の1。だから外からの暑さ、寒さを室内に入らないのでエアコンや空調の効きがとても良くなります。昭和の住宅、平成の住宅でも、どのお宅でも対応が可能ですし、予算も一番抑えられるリフォーム工事です。

7.外窓交換(カバー工法)

外窓交換(カバー工法)とは、今ある窓の外枠を下地として利用し、新しい外窓を取付するリフォーム工事です。外壁や室内を壊すことなく窓の入替が出来るので時間も予算も抑えながら窓交換が出来ます。

サッシの建付け調整だけでは対応ができず、また、新規窓取付までの予算は無いという場合には、外窓交換(カバー工法)がおすすめです。これにより、雨水やすきま風の侵入を防ぐことができます。

窓リフォームの費用相場をご紹介

窓リフォームは1万円から30万円程度が相場です。価格幅がご提示しにくいのは修繕か窓設置の違い、窓大きさや性能差、周囲の補修の有無で費用がが変わるため。ご希望を相談して価格をご確認下さいね。

プロが教える窓の選び方

結露防止と断熱を極限まで上げたいならサッシ交換

昭和、平成初期の窓はアルミサッシが普通の時代でした。平成中期はアルミ断熱サッシが普通でした。今と比べると明らかに断熱性能が低く、暖房性能が上がっている現代では不釣り合いの窓になってしまいました。ご家族が集まるリビングなどは特に結露が起きやすい場所でもあるので、性能の高い今の断熱サッシへ交換しましょう。

より断熱効果を高めたいなら樹脂サッシへ

現在の断熱サッシは大きく分けて2つ、アルミと樹脂の複合サッシ、樹脂サッシです。アルミは耐久性を考慮して外壁側に使用されていますが断熱性能は低いため樹脂サッシの方が断熱性能は高くなります。家の中をさらに快適にして行くことを考えるなら樹脂サッシを選びましょう。

窓開閉方法での違いを知っておきましょう

窓には開閉方法で種類がある事をご存じでしたか?大きく3つに分ける事が出来ます。

①引違窓

2枚もしくは4枚の窓を横に開閉して開ける窓です。大開口での見晴らしや明かりの取込に適しており、室内外の出入を行う場所でも使用します。空気の取込は対角線上の窓での風の流れを利用して行うため、単体では換気しにくい事があります。

②滑り出し窓

窓が上、下、横のどちらかの方向に滑り出して開閉する窓です。上もしくは下に開閉するタイプは上部からの明かり取りをメインとして使用し、重力換気もしくは排気用として使用します。重力換気とは低い位置から低温の空気を取込、高い位置から高温の空気を排気する方法。温度差で換気出来るため風がない日でも換気が出来ます。横から滑り出す窓は開放した窓に風が当たり室内へ風を流入させることが出来る窓です。南側からの風を取り込めるよう取付すると爽やかな風が室内に入るので居心地がよい空間を作れます。

③上げ下げ窓

上下に窓が開閉する窓です。開口方法に種類がありますが片上げ下げが一般的です。上げ下げ窓は高さを利用した採光が可能です。同じ大きさの滑り出し窓と比べ、開口幅は半分となるので防犯性にも優れています。
取付場所と希望に合わせた窓を選びましょう。

窓リフォームの施工事例

窓リフォームで失敗しないために気を付ける6つの注意点

1.窓からの熱の流入流出は約半分

夏場の熱の流入の74%、冬場の暖房の流出の50%は窓から起きていることをご存じでしたか。窓リフォームで窓が新しくなると最大7倍も性能がアップするのですが、目先の価格のことだけが気になり性能の低いサッシを選びがちです。窓リフォームではなるべく性能のよいものを選んで室内環境を高めましょう。

2.断熱サッシにも性能差がある

断熱サッシにも性能差があります。でもプロがこの説明をせずに一番性能の低い断熱サッシを見積に入れてくる事があるので注意が必要です。理由は断熱性のでのサッシ価格の差が大きいため。受注するために少しでも安い商品を入れて価格を抑えているのです。断熱サッシは大きく分けて3つ、①アルミ+樹脂腹腔サッシ②樹脂サッシLOW-Eペアガラス③樹脂サッシダブルLOW-Eトリプルガラスです。今の標準は樹脂サッシLOW-Eペアガラスであり、今後の地球温暖化等を考えると樹脂サッシダブルLOW-Eトリプルガラスを選ぶのがベストです。よく確認しておきましょう。

3.希望位置に窓は取付出来ない場合がある

新規で窓設置をする場合、希望位置に設置出来ないことがあります。理由は軸組位置(柱の位置)によるものです。柱をまたいで窓を設置するには桁の補強など費用が嵩むため現実的ではありません。あと筋交いを切断すると耐震強度が下がるためこちらも切断すべきではありません。軸組位置を考慮して窓サイズを選びましょう。

4.夏場は部屋の暑さが取れない内窓

内窓は断熱性能が高いため室内に暑さが入ってしまうと中でこもってしまいます。夏場によく日の当たる部屋の窓でカーテンをしていないと内窓であっても熱が室内に入ってしまい、なかなか涼しくなりません。内窓の断熱性という最大のメリットがデメリットになる事もあるのです。

5.内窓でも結露します

内窓でも結露を起こす事があります。大きな理由は4つあります。

①外の窓と内窓の間が7cm以上の距離がある

空気層が厚くなるので断熱性が上がるとお思いの方もいるかもしれません。外の窓と内窓の距離が大きい(空気の層が厚くなる)ほど対流という現象が起こりやすくなります。空気は動けば動くほど熱を手放すため、空気の層が厚くなればなるほど対流が起き、空気のもっている熱が伝わりやすくなるので結露が発生してしまうのです。

②隙間がある

内窓に隙間があると空気層に空気が入ることでやはり対流が起き、結露を発生させてしまいます。隙間なく取付出来ているか確認が必要です。

③ガラスの性能

内窓に取付可能なガラスは3種類、単板ガラス、ペアガラス、LOW-Eペアガラスです。断熱性能はLOW-Eペアガラスが一番高いのですが内窓に取付しているガラスが単板ガラスだと段越後かが落ちるため結露を起こす事があるのです。

④温度差と湿度

結露は室内外の温度差と湿度が関係しています。室内外の温度差が大きく、室内側湿度が高いと結露が発生しやすいので湿度と室内の温度を調整しましょう。

6.カバー工法は枠周りが太くなるので注意

カバー工法は今の窓枠を下地として利用する工法。つまり古い窓枠を隠す必要があるので枠周りが太くなります。窓の色を外壁と似た色合いにすることで目立たなくなりますので選ばれるときの参考にしてください。

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    ABOUT US
    漆﨑 隆一
    昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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