床鳴りにお悩みの方へ!床鳴りが起こる原因について紹介します!

2023/03/27

こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。

リビングにいて、フローリングから「ギシギシ」「ミシミシ」という音が聞こえてことはありませんか。
このような現象は、「床鳴り」と呼ばれるもので、いくつかの原因が考えられます。
そこで今回は、床鳴りが起こる原因や、放置してはいけない理由について解説します。

□床鳴りが起こる原因

*フローリングそのものに原因がある場合

1つ目は、フローリング材が伸びたり縮んだりしている場合です。
木材は、周辺の湿度環境によって、収縮したり膨張したりする「調湿機能」と呼ばれるものがあります。
この伸縮によって、木材のつなぎ目がこすれ、音が鳴ることがあるのです。
新築の建物で特に起こりやすい現象です。

2つ目は、土台とフローリングが剥がれている場合です。
1ミリメートル未満の小さなたわみでも、隙間が生じると床鳴りが生じやすくなります。

3つ目は、釘がこすれているケースです。
フローリングを固定させるための釘が、床と下地の木材の間でこすれてしまうと、床鳴りが発生することがあります。

*フローリング以外に原因がある場合

1つ目は、床下の土台から音が鳴っているケースです。
フローリングの伸縮と同じく、木材が気温や湿度によって伸縮することで、音が発生してしまうことがあります。
この場合は、時間経過によって自然と解消されることもあります。

2つ目は、シロアリの被害に遭っている場合です。
キッチンや洗面所、トイレなどの水回りの場合、特に注意が必要です。
水回りの木材は傷みやすく、シロアリが好む場所なのです。

□床鳴りを放置してはいけない理由

1つ目は、床が抜けてしまう危険性があるからです。
床が抜けた場合の修繕は大変ですし、何よりけがをしてしまう危険性もあります。
早めに対処しましょう。

2つ目は、床の隙間に黒ずみが発生しやすくなるからです。
木材の膨張や伸縮が原因による床鳴りでは、放置すると床の隙間が元に戻らなくなる可能性があります。
その隙間に小さなごみや砂が溜まってしまうと、取れずに隙間が黒ずんでしまうことがあるのです。
衛生的にも見た目的にも良くありませんので、早めの対処が必要です。

3つ目は、シロアリの発生リスクが高くなってしまうからです。
先ほども説明した通り、水回りの木材は傷みやすいので、シロアリにとって快適な環境です。
早めに対処しないと、柱や天井などの木材だけでなく、壁や床などの畳まで荒らされてしまい、住宅の耐久性が著しく低下してしまう危険性があります。

□まとめ

床鳴りが発生する理由には、大きく分けて「フローリング自体に原因がある場合」と「フローリング以外に原因がある場合」の2つがあります。
床鳴りを放置してしまうと、床が抜けたり、隙間に黒ずみが溜まったりしてしまう危険性があります。
早めに対処するようにしましょう。

この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!

ABOUT US
panse
昭和47年生まれ。社南小・至民中・科学技術高等学校卒業。塗装歴30年。大工歴25年。携わった工事は7000件以上。一級建築士。全日本ベスト塗装店賞・最高金賞2回・金賞6回受賞。日本建築塗装職人の会会長とも親交が深く、塗装業界からも頼りにされている存在。趣味は仕事。好きな食べ物は奥様の手料理とヨーロッパ軒のソースかつ丼。仕事に厳しく、自分に厳しい福井市が生んだ塗装・リフォームのカリスマ親方。
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