バリアフリーのリフォームについて福井県の建築事務所が詳しく解説します!

2021/06/28

こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。

「老後のことも考えて、もう少し家の安全性を高めた方が良いのだろうか。」
「ケガをしてしまって生活しづらいため、部屋を改装したい。」
このようにお考えの方には、バリアフリーリフォームをおすすめします。

この記事では、住宅のバリアフリーリフォームについて詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

□バリアフリーの代表的なリフォームとは

ここでは、バリアフリーリフォームでどのような工事が行われるのか分からない方に向けて、代表的なリフォームを4つご紹介します。
リフォームする際のポイントもご説明するので、ぜひお役立てください。

1つ目は手すりの設置です。

階段や廊下で少しの段差を昇降する際に、壁で体を支えるのは不安定です。
そのため、手すりを設置することをおすすめします。
手すりを設置する際のポイントは、掴みやすい形にすることと、使いやすい位置に設置することです。

2つ目は段差をなくすことです。

段差があると、昇降の際につまずいてしまう可能性があります。
リフォームの手段としては、床の高さの変更やスロープの設置などがあります。
段差がある場所に合わせて、最適な方法を考えましょう。
スロープを設置する際は、なるべく勾配がなだらかなものをおすすめします。

3つ目は摩擦力の大きい床に変えることです。

住宅内での転倒によって怪我を負う事例は、年齢問わずたびたび発生しています。
これを防ぐためには、滑りにくい床へ変更することがおすすめです。

床をリフォームする際のポイントは、部屋ごとに床材を考えることです。
玄関であれば、雨で濡れることを考慮してスリップしにくい床材を選びましょう。
また階段では、滑りにくい床材を用いてヘリには滑り止めを付けることで落下事故を防ぎやすくなります。

4つ目は照明器具の取り替えです。

部屋や廊下が暗い場合、段差に気づきにくくなります。
特に高齢になると視覚機能が低下するため、部屋の明るさには注意が必要です。

照明器具のリフォームとしては、人感センサー付きの照明がおすすめです。
この照明は明るさが均一化されるため、明るい場所から暗いに場所への移動の際でも視力が奪われずに済みます。
また、住宅内をより明るくするために、デスクスタンドやフロアスタンドなどの補助照明も用いるのも効果的です。

□バリアフリーリフォームで見落としがちなポイントを解説します!

バリアフリーリフォームをお考えの方に、いくつか抑えてほしい注意点があります。
ここでは、見落としやすいポイントを3つご説明します。
知っていると必ず役に立つので、ぜひ参考にしてください。

1つ目は将来を考えたリフォームをすることです。

若々しく元気な体のうちは、不自由に感じる機会が少ないかもしれません。
しかし老化や病気によって、今まで通りの動作をとるのが難しくなる可能性があります。
そのため、将来のことも視野に入れて早めにリフォームを考えましょう。

また、施工の仕方によってはリフォーム前の状態に戻すことも可能です。
怪我などで一時的にリフォームする場合は、回復しやすいようなリフォームを心がけましょう。

2つ目は空気もバリアフリーにすることです。

移動時の急な温度変化によって、体がヒートショックを引き起こしてしまい、心筋梗塞や脳卒中といった事態を招く場合があります。
住宅内でこの事態が起きないようにするには、部屋間の気温差をなるべく小さくすることが大切です。
住宅の断熱性の向上や浴室暖房機の設置リフォームなどによって、対策しましょう。

3つ目は視力に配慮することです。

老化によって老眼が進んだり、緑内障や白内障になったりします。
視力が低下すると視界が悪くなるため、物にぶつかったり、転んだりしやすくなります。
視力低下を補うために有効なのは、床と階段、床と家具などで色を変えることです。

□バリアフリーリフォームに支援があるのをご存じですか?

バリアフリーリフォームには、公的な支援が用意されています。
しかし、その支援内容や手続き方法は申請者の状況によって異なるため、注意が必要です。
ここでは、支援の例を2つご紹介します。

1つ目は各市町村による助成金や補助金です。

各市町村により対象のリフォームや補助金額が異なるため、お住まいの市町村の制度を確認してください。
また請負契約をする前に手続きをしなければ、補助金を認めてもらえない可能性が高いです。
バリアフリーリフォームの見積もりを取った段階で、早めに役所へ問い合わせましょう。

2つ目は介護保険制度による支援です。

バリアフリーリフォームでは、介護保険制度も利用できます。
この保険は、介護目的のリフォームの場合にのみ適用されます。
ただし支援を受けるには、要介護者が国によって要介護、要支援と認定されている必要があるためご注意ください。

□まとめ

今回は、バリアフリーリフォームのあれこれについて解説しました。
方法はさまざまですが、将来を見据えて早めに検討しておくことが重要です。
また、場合によっては支援を受けられるため、各自治体の情報をご確認ください。
福井でリフォームを検討している方がいらっしゃれば、当社へお問い合わせいただけると幸いです。

この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!

ABOUT US
nihon-syokunin
無料お見積もりは今すぐお電話を。