パンセのリフォームコラム
火災保険の審査は厳しいのか?鯖江にお住まいの方必見です!
2022/06/10
こんにちは、ハイクオリティ・デザインリフォームパンセ
代表取締役、漆﨑隆一です。
代表取締役、漆﨑隆一です。
「火災保険の審査は通りにくいのかな」
「もし火災保険の審査に落ちたらどうすれば良いの」
このようにお考えの方は多いでしょう。
今回は、火災保険の審査について実際に厳しいのかご説明します。
また、審査で落ちた場合に考えられる理由と落ちたときの対処法もご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□火災保険の審査は厳しいのか?
はじめに、火災保険の審査の通りやすさについてご説明します。
結論から申し上げますと、審査は年々厳しくなっている傾向にあります。
審査が厳しくなっているのには、2つの理由が考えられます。
1つ目は、火災保険によって保険会社が赤字になることが常態化しているためです。
近年の自然災害の頻発もあり、この10年にわたり火災保険の収支は赤字が続いています。
損害保険大手4社の2021年3月期の火災保険の損益をみると、災害の被害が比較的少なかったにもかかわらず、2000億円を超える赤字となる見通しとなっています。
これは、保険金の支払いに備える再保険料の上昇や工場の老朽化などが原因の1つに考えられます。
保険会社も財布のひもを緩められず、保険料が値上げされているのが現状です。
2つ目は、火災保険の申請サポート会社が増加しているためです。
火災保険申請サポートとは、火災保険の請求・申請時に必要な見積もり作成や対応、書類の書き方などを教えてくれるサービスです。
火災保険申請サポートは、火災保険で請求できそうな箇所を探して見積書を作成することで、保険会社から保険金を請求します。
保険金の30パーセント~50パーセントをコンサルティング料として火災保険申請サポート会社に支払う必要があるため、かなり消費者不利なサービスです。
□火災保険の審査で落ちた場合の理由と落ちたときの対処法をご紹介!
*審査で落ちた場合に考えられる理由
審査落ちの理由の1つに、損害箇所が経年劣化が原因によるものと判断されてしまうことです。
経年劣化は補償の対象外となります。
損害箇所が「火災や自然災害による被害か定かではない」と保険会社の担当者や鑑定士が判断すると、審査に落ちてしまう可能性があります。
そのため、被害後は可能な限り迅速に火災保険を申請するようにしましょう。
*落ちてしまった場合の対処法
火災保険申請の審査に落ちてしまった場合には、再審査請求を検討してみましょう。
再審査請求とは、補償の対象外と判断された被害について、加入者が判断内容に納得いかない場合に、再度審査を行うよう要求することです。
再審査請求では、保険会社が外部の専門家を招いて、再審査請求書や根拠資料に基づいて審査が行われます。
□まとめ
本記事では、火災保険の審査について実際に厳しいのかご説明しました。
また、審査で落ちた場合に考えられる理由と落ちたときの対処法もご紹介しました。
本稿を参考にしていただければ幸いです。
鯖江で火災保険を利用したリフォームをお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
この記事はリフォームパンセ、建築士の漆﨑隆一が責任を持って書かせていただきました。
次回も福井市、鯖江市にお住まいの皆様にお役に立てる情報を書かせていただきます!
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